【5月18日 Xinhua News】中国の「一帯一路(Belt and Road)」2021年度の「今年の漢字」発表会がこのほど、儒家文化の発祥地で孔子の故郷でもある山東省(Shandong)曲阜市(Qufu)で開催され、「互」が今年の漢字に選ばれた。

 今年は「一帯一路」構想の提唱から8周年となる。「一帯一路」建設は、沿線諸国・地域との相互接続、相互学習・相互参考、互恵ウィンウィンを強めており、世界で新型コロナウイルス感染症がまん延する中、相互支援と相互協力の必要性はいっそう高まっている。

 2016年に始まった「一帯一路」の「今年の漢字」選出は、今年で5回目を迎えた。1回目から4回目までは順に「和」「融」「新」「共」が選ばれている。

 また今回の発表会では、中国語とアラビア語、スペイン語など5カ国語の対訳版「論語」も正式に発表された。(c)Xinhua News/AFPBB News