【5月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は337万1695人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6242万2800人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 15日には世界全体で新たに1万1923人の死亡と64万1818人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの4077人。次いでブラジル(2087人)、コロンビア(530人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万5708人が死亡、3292万4303人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は43万4715人、感染者数は1558万6534人。以降はインド(死者27万284人、感染者2468万4077人)、メキシコ(死者22万384人、感染者238万690人)、英国(死者12万7675人、感染者444万8851人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの301人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(274人)、北マケドニア(249人)、モンテネグロ(248人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が110万8227人(感染5218万1723人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が97万9316人(感染3076万7661人)、米国・カナダが61万608人(感染3424万6152人)、アジアが40万8698人(感染3225万6340人)、中東が13万7691人(感染823万9184人)、アフリカが12万6079人(感染468万5586人)、オセアニアが1076人(感染4万6162人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP