【5月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は335万9726人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6179万5290人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 14日には世界全体で新たに1万2950人の死亡と72万8160人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの3890人。次いでブラジル(2211人)、米国(758人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万5232人が死亡、3289万5292人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は43万2628人、感染者数は1551万9525人。以降はインド(死者26万6207人、感染者2437万2907人)、メキシコ(死者22万159人、感染者237万7995人)、英国(死者12万7668人、感染者444万6824人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの301人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(274人)、北マケドニア(249人)、モンテネグロ(248人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が110万6294人(感染5210万3195人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が97万5296人(感染3063万875人)、米国・カナダが61万92人(感染3421万1534人)、アジアが40万3842人(感染3190万5113人)、中東が13万7291人(感染822万606人)、アフリカが12万5835人(感染467万7822人)、オセアニアが1076人(感染4万6151人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP