【5月15日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2021)は14日、第7ステージ(ノタレスコ~テルモリ、181キロメートル)が行われ、ロット・ソウダル(Lotto Soudal)のカレブ・ユアン(Caleb Ewan、オーストラリア)が第5ステージに続いて今大会2度目の区間優勝を果たした。

「ポケットロケット」の愛称で知られる26歳のユアンは今シーズン、ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス(2021 Tour de France)、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2021)の三大ツール(グランツール)でステージ優勝を目指している。これでジロ・デ・イタリアでは今大会の2勝も含め、区間優勝は通算5度目となった。

 ユアンに続いてイスラエル・スタートアップネーション(Israel Start-Up Nation)のダヴィデ・チモライ(Davide Cimolai、イタリア)が2位に入り、アルペシン・フェニックス(Alpecin-Fenix)のティム・メルリエ(Tim Merlier、ベルギー)が3位でフィニッシュした。

 総合争いでは、グルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のアティラ・バルタ(Attila Valter、ハンガリー)がマリアローザ(ピンクジャージー)を維持。ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)がトップと11秒差の2位に続き、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)がさらに5秒差の3位につけている。(c)AFP