【5月15日 時事通信社】イスラエルの占領下にあるヨルダン川西岸で14日、エルサレムやパレスチナ自治区ガザでのイスラエルによる「不当な攻撃」に抗議するデモ隊がイスラエル治安部隊と衝突し、パレスチナ当局によると、パレスチナ人少なくとも10人が死亡した。負傷者も多数出た。

 西岸ではこの日、自治区ラマラ近郊をはじめとする各地でデモが行われた。治安部隊は発砲などで鎮圧を図ったという。イスラエルはガザを実効支配するイスラム組織ハマスと交戦。国内でもパレスチナに連帯意識を持つアラブ系市民による暴動に直面している。

 パレスチナは15日、1948年5月のイスラエル建国で多くの人々が家を追われて難民化したことを嘆く「ナクバ(大惨事)」の日を迎える。情勢悪化が連鎖的に続く中、イスラエルは警戒態勢を強化している。(c)時事通信社