【5月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は334万6813人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6108万1960人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 13日には世界全体で新たに1万3797人の死亡と75万2620人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの4000人。次いでブラジル(2383人)、米国(818人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万4487人が死亡、3285万2998人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は43万417人、感染者数は1543万3989人。以降はインド(死者26万2317人、感染者2404万6809人)、メキシコ(死者21万9901人、感染者237万5115人)、英国(死者12万7651人、感染者444万4631人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの300人。次いでチェコ(279人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(273人)、北マケドニア(248人)、モンテネグロ(247人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が110万4114人(感染5201万3632人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が97万963人(感染3046万5279人)、米国・カナダが60万9293人(感染3416万2890人)、アジアが39万9024人(感染3153万1540人)、中東が13万6776人(感染819万3022人)、アフリカが12万5570人(感染466万9916人)、オセアニアが1073人(感染4万5683人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP