【5月14日 時事通信社】クーデターで国軍が権力を握ったミャンマーで、「虚偽のニュース」を広めた罪で起訴され、最大都市ヤンゴンの刑務所に収監されていたフリージャーナリストの北角裕樹さんが14日、逮捕から26日ぶりに解放された。北角さんはヤンゴン国際空港から日本に向かい、成田への経由地・那覇に同日夜、到着した。

 ミャンマー国営メディアは北角さんについて、市民が職務を放棄して国軍に抗議する不服従運動や暴動を支援し、法律に違反したと主張する一方、「ミャンマーと日本の友好や将来の関係」を考慮し、解放すると報じた。起訴は取り下げられたとみられる。

 北角さんは4月18日、ヤンゴンの自宅で逮捕され、刑務所に移送された。今月3日には虚偽ニュースの拡散を禁じた刑法と入国管理特例法に違反した罪で起訴され、日本大使館が早期解放を働き掛けていた。(c)時事通信社