【5月14日 CGTN Japanese】中国の工業情報化部、国家郵政局、中国消費者協会などが共同開催したネット通販セールが、12日に終了しました。開催期間は15日間で、全国での売上は約7000億元(約12兆円)に上りました。

 これは13日に行われた商務部の記者会見で明らかにされたものです。それによりますと、今年で3回目を迎えたこのセールは、売り上げが昨年より26.7%増の6928億元(約11兆7700億円)を計上しました。中でも、国産ブランドが売上全体の73.8%を占めており、老舗ブランドの売り上げが前回より33.5%伸びています。

 開催期間中、18万8000種類のブランドが新商品を発表し、その数は第2回のセール時に比べると46.8%増えました。また、スマート化、オーダーメード化、ヘルスケアなど一段と高い消費ニーズに見合った商品の売り上げが全体に占める割合に、明らかな伸びが見られています。

 さらに、オンラインサービスが力強く回復し、ネット注文による売り上げは前年同期比51.1%増加。中でも、店頭飲食のオンラインを通じての売り上げが前年同期の3倍に達しました。オンライン旅行会社の売り上げは前年同期の4.3倍に増え、個人ツアー、親子旅行など一段とグレードアップした観光が今後のトレンドになるだろうとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News