【5月14日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)は13日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-2、6-1でスペインのアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina)を下し、準々決勝に駒を進めた。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の規制が緩和されて以降、会場のフォロ・イタリコ(Foro Italico)では初めて観客席の25パーセントに相当するファンが見守る中、世界ランキング1位で通算5回の大会制覇を誇るジョコビッチは、同48位を相手に約1時間10分でストレート勝ちを収めた。

 イタリア国際にはこれまで15回出場して8強入りを逃したことは一度もないジョコビッチは、「良かったのではなく、最高だった。観衆が恋しかった」とコメント。また、ローマに来るたびに故郷にいるような感覚になるといい、「正直なところ、ここではコートの中だけでなく、ドライバーの皆さんやレストランやホテルの人々など、大会の外からも愛情と評価を受け取っていると同時にリスペクトされていると感じる」と語った。

「自分がイタリア語を話せるからかもしれない。きっとそうだろう。イタリアが大好きだ。そうでない人はいるだろうか?」と話したジョコビッチは次戦、第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と激突することになった。両者が前回対戦したのは昨年の全仏オープンテニス(French Open 2020)準決勝で、このときはジョコビッチがフルセットの末に勝利を収めてチチパスとの対戦成績を4勝2敗としている。

 今年のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2021)覇者であるチチパスは、第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)との3回戦を7-6(7-3)、6-2で勝利した。

 前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)でファイナリストとなったベレッティーニを1時間36分で阻止したチチパスは、ジョコビッチ戦に向けて「今度は自分が上回ることを願っている」と意気込んだ。(c)AFP