【5月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は333万3603人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6036万4910人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 12日には世界全体で新たに1万3903人の死亡と74万6250人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの4120人。次いでブラジル(2494人)、米国(855人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万3685人が死亡、3281万4946人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は42万8034人、感染者数は1535万9397人。以降はインド(死者25万8317人、感染者2370万3665人)、メキシコ(死者21万9590人、感染者237万1483人)、英国(死者12万7640人、感染者444万1975人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの299人。次いでチェコ(279人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(273人)、北マケドニア(247人)、モンテネグロ(246人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が110万1783人(感染5191万5478人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が96万6303人(感染3030万8622人)、米国・カナダが60万8441人(感染3411万7546人)、アジアが39万4321人(感染3114万8830人)、中東が13万6348人(感染816万8271人)、アフリカが12万5338人(感染466万742人)、オセアニアが1069人(感染4万5425人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP