600年の歴史を誇る古村落に新たな活力 河北省邢台市
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【5月16日 Xinhua News】中国の太行山脈の奥地にある河北省(Hebei)邢台市(Xingtai)信都区(Xindu)路羅鎮(Luluo)英談村は、600年以上の歴史を誇る古村落。明清時代の太行山地区の建築様式の特徴を備えた古民家67軒が完全な形で保存され、この時代の同省南部地域の農村文化を研究する上で、「生きた化石」といえる存在となっている。
地元ではここ数年、英談村の保存に積極的に取り組み、古村落の科学的な修復を行っている。また、段階的にインフラを整備しながら古村落を目的地とする「民俗観光」開発を行い、村全体の発展を効果的にけん引している。住民は「農家楽(アグリツーリズム)」施設の経営や果樹栽培、特産品の販売などを通じて増収を実現している。(c)Xinhua News/AFPBB News