【5月13日 AFP】サッカーフランス杯(French Cup 2020-21)は12日、準決勝が行われ、王者パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はモンペリエ(Montpellier HSC)と2-2で迎えたPK戦を6-5で制し、決勝に駒を進めた。

 敵地でのPK戦に勝利し、タイトルを獲得して今シーズンを締めくくる可能性をつなげたPSGは来週、ASモナコ(AS Monaco)と4部ルミリー・ヴァリエール(GFA Rumilly Vallieres)の勝者と決勝で対戦する。

 PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、「本当の意味でのカップ戦だった。決して簡単なものではない」とコメントした。

 キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の得点で10分に先制したPSGは、ガエタン・ラボルド(Gaetan Laborde)に見事なゴールを決められ、前半終了間際に追いつかれた。

 PSGは後半早々にエムバペが再びネットを揺らしリードしたが、83分にはアンディ・デロー(Andy Delort)に同点弾を許し、試合は2-2で90分を終えた。

 PK戦に入ると、5-5で迎えた場面でジュニオール・サンビア(Junior Sambia)がシュートを大きく外し、最後はモイゼ・ケアン(Moise Kean)がしっかりと成功させ、PSGの決勝進出が決まった。(c)AFP