【5月13日 AFP】20-21スペイン1部リーグは12日、第36節の試合が行われ、首位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は2-1でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)を下し、リーグ制覇に大きく前進した。

 前半にヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)とアンヘル・コレア(Angel Correa)が得点したアトレティコは、後半は引いてしまい83分にイゴール・スベルディア(Igor Zubeldia)に1点を返されたが、何とか逃げ切った。

 残り2節でアトレティコは、2位FCバルセロナ(FC Barcelona)に4ポイント差、13日にグラナダ(Granada CF)とアウェーで戦う3位レアル・マドリード(Real Madrid)に5ポイント差をつけた。

 アトレティコの優勝は、最短で16日のホームでのオサスナ(CA Osasuna)戦で決まる可能性がある。

 次節アトレティコが勝利すれば、セルタ(Celta de Vigo)戦の結果に関係なくバルセロナの優勝の可能性は消滅し、レアルはグラナダと16日に対戦するアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)から計6ポイントを奪わなければ優勝を逃す。

 同日4位セビージャFC(Sevilla FC)はバレンシア(Valencia CF)に1-0で勝利したが、首位との差は6ポイントと変わらず、直接対決の成績で下回るためアトレティコに追いつくことは不可能となった。(c)AFP