【5月13日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は12日、頓挫することになった欧州スーパーリーグ構想から正式に撤退していないスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)とFCバルセロナ(FC Barcelona)、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)の計3クラブに対する懲戒手続きを開始したと発表した。

「いわゆる『欧州スーパーリーグ・プロジェクト』に関与した」クラブによるUEFA規則違反の可能性について調査を行うため、規律調査官が任命された。

「この件に関する詳細な情報は追って明かされる」とUEFAは付け加えている。

 UEFAは前週、欧州スーパーリーグに今も残っている3クラブに対して「適切な措置」を取ると発表していた。同大会の創設メンバーは予選を戦う必要がなく、本戦への出場が毎シーズン保証されていた。

 UEFAの規則において最も重い処分は欧州カップ戦への2年間の出場停止で、クラブ役員はサッカーに関するあらゆる活動を禁じられる可能性もある。(c)AFP