【5月13日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は12日、毎週恒例の一般謁見(えっけん)を、半年ぶりに対面で行った。久々に大勢の信者らと触れ合った教皇は、喜びをあらわにした。

 バチカンの聖ダマソの中庭(San Damaso Courtyard)で、教皇は赤ちゃんにキスをしたり、本にサインをしたり、信者にもらった帽子をかぶったりした。教皇の絵を描いて持参した子どもたちと言葉を交わす場面もあった。

 謁見には約300人が参加。教皇以外は全員マスクを着用した。教皇は、新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませている。

 教皇は間隔を空けて着席した信者らに対し、「この対面形式を再開できてうれしい。カメラに向かい、何もないところで話すのは気分の良いものではないから」と語った。(c)AFP