松山「複雑な気持ち」、東京五輪の開催是非で心境吐露
発信地:東京
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【5月13日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第85回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2021)で日本男子初のメジャー制覇を果たした松山英樹(Hideki Matsuyama)が、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京五輪を開催することについて「複雑な気持ち」と述べた。
ここのところ日本人アスリートは東京五輪について相次いで口を開いており、女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)は開催すべきか「確信が持てない」と話し、男子テニスの錦織圭(Kei Nishikori)は開催するのであれば議論が必要とコメントした。
AT&Tバイロン・ネルソン(AT&T Byron Nelson 2021)開幕前に行われた11日の会見で松山は、東京五輪では「金メダルを目指したい」としつつ、心に迷いがあることを認めた。
「何と言えばいいのか分からないですけど、本当に無事に開催されるのであれば金メダルを目指したい。だけど今日本はすごく感染者数も増えて大変な状況だと思う」
「他の競技の人は4年に1回しかない。その人たちのためにもやってほしいという気持ちはありますけど、今の日本の状況を考えると複雑な気持ちでいる」 (c)AFP