【5月16日 CGTN Japanese】中国国家統計局が11日発表した第7回国勢調査によりますと、中国の現在の総人口は14億1177万8724人で、中国は世界で人口が最多の国です。中国の人口の特徴を以下の五つの方面のデータから見てみましょう。

 今回の調査によりますと、全国には4億9416万世帯があり、1世帯当たりの平均人口は2.62人です。男性人口は7億2334万人、女性人口は6億8844万人で、人口性別比(女性100人を基にした男女比率)は105.07です。都市部の人口の割合は63.89%で、2010年の前回調査から14.21ポイント上昇しました。大学卒業の学歴を持つ人口が2億1800万人を超えました。人口の流動は依然活発です。流動人口は3億7600万人で、前回調査からの10年間で70%近く増加しました。

 国家統計局の寧吉喆(Ning Jizhe)局長は、「中国の人口の主な変化は、中国の経済・社会と人口発展の歴史的歩みを反映しており、人口自身の発展の大勢に合致し、人口と経済・社会の相互作用の客観的法則に合致している。同時に、国勢調査のデータは、中国の人口発展の中で直面しているいくつかの構造的矛盾も反映している。例えば、生産年齢人口と出産適齢女性の規模の低下、高齢化の深刻化、合計特殊出生率の低下、出生数の低迷などだ」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News