【5月12日 CGTN Japanese】中国国家統計局が11日に発表したデータによりますと、4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同期比で0.9%増加しましたが、前の月に比べると0.3%下落し、物価の状態は全体的に安定しているということです。

 中国民生銀行の温彬(Wen Bin)チーフ研究員は、「4月のCPIは、食品価格の前年同期比が引き続き0.7%下落した。新型コロナウイルス感染症の流行が国内で徐々に収まることに伴って、食品類以外の消費財やサービスの価格が上昇し始めた。そのうち、交通や通信のCPIが前年同期比で4.9%上昇し、最大の上昇幅となった。CPIは全体的に穏やかなインフレの水準にある」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News