【5月12日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領は11日、イスラエルとパレスチナの衝突の激化について、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領の「弱さ」とイスラエルへの支援の欠如が招いた結果だと非難した。

 トランプ氏は、「バイデン氏の下で暴力が増加し、世界は不安定さを増している。バイデン氏の弱さとイスラエルへの支援の欠如が、同盟勢力に対する新たな攻撃を招いている」と述べた。

 トランプ氏は、自らの政権は「平和政権」だったと自賛。自身が大統領だった頃、敵対勢力はイスラエルを攻撃すれば「直ちに報復」されると理解していたと述べた。

 さらに「米国は常にイスラエルの側に立ち、パレスチナ人が暴力、テロ、ロケット弾攻撃を停止しなければならないこと、米国がイスラエルの自衛権をいつまでも強く支持し続けることを明確にしなければならない」とも述べた。(c)AFP