【5月23日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2021)は22日、第14ステージ(チッタデッラ~モンテゾンコラン、205キロメートル)が行われ、エオーロ・コメタ(Eolo-Kometa)のロレンツォ・フォルトゥナート(Lorenzo Fortunato、イタリア)が区間優勝を飾った。

 25歳のフォルトゥナートは、過酷な坂を上って迎えた霧と寒さに見舞われた山頂フィニッシュで、バーレーン・ヴィクトリアス(Bahrain Victorious)のヤン・トラトニク(Jan Tratnik、スロベニア)を26秒差の2位、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のアレッサンドロ・コービ(Alessandro Covi、イタリア)を59秒差の3位に抑え、自身初のステージ優勝を飾った。

 イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)は優勝候補の中では最初にゴールし、リードを広げた。

 5時間を超えるレースでベルナルはトップから1分43秒差の4位でフィニッシュしてライバルに差をつけ、総合首位のマリアローザ(ピンクジャージー)を堅持した。

 また、チーム・バイクエクスチェンジ(Team BikeExchange)のサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)が1分33秒差の総合2位に浮上している。(c)AFP