【5月11日 AFP】(更新、写真追加)ロシア中部カザン(Kazan)の学校で11日、銃撃があり、当局と現地通信社によると、少なくとも7人が死亡した。死者の大半が未成年者だという。

 当局の話では、銃撃犯1人が拘束された。先の報道では、実行犯は2人でうち1人は死亡したとの情報もあったが、確認は取れていない。

 国家対テロ委員会は、子ども7人が死亡、16人が負傷したと発表した。一方カザン市長によると、死者は8人。また現地の複数の通信社は当局筋の話として、11人が死亡したと伝えている。

 初期報道では、銃撃犯は2人で、うち1人は校舎の4階に立てこもった後に死亡したとされていた。だが当局はその後、単独犯だと発表した。

 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は事件を受け、銃規制法の見直しを求めた。当局は12日を服喪の日とすると発表した。(c)AFP