【5月11日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は11日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が10日、新たに14人確認されたと発表した。いずれも「輸入症例」で、内訳は上海市4人、四川省4人、福建省2人、湖南省1人、広東省1人、重慶市1人、陝西省1人となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(内モンゴル自治区での輸入症例)増えた。新たな退院者は10人で、経過観察が解除された濃厚接触者は642人だった。

 11日午前0時時点の中国本土の感染者数は302人で、重症者がいない。

 輸入症例患者は現在279人で、重症者がいない。感染の疑いがある患者は2人だった。輸入症例の累計感染者数は5785人で、うち5506人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

 10日に新たに確認された無症状感染者は25人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された感染者は4人(輸入症例)で、22人(全て輸入症例)が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は318人(輸入症例312人)となっている。

 11日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万783人で、退院者は8万5845人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計101万2557人で、現在も5848人が経過観察を受けている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計1万3059人で、内訳は香港特別行政区が1万1811人(退院1万1496人、死者210人)、マカオ特別行政区が49人(退院49人)、台湾地区が1199人(退院1089人、死者12人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News