【5月15日 CGTN Japanese】武漢市(Wuhan)、広州市(Guangzhou)に続き、北京市の一部の区と内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)フフホト市(Hohhot)で、公共自転車の運営が終了しました。

 公共自転車サービスシステムは、2008年に杭州市(Hangzhou)で全国で初めて構築され、各都市で導入が相次ぎ、公共自転車の運営は2012年にピークを迎えました。大まかな統計によりますと、当時、全国の半分以上の都市で公共自転車が走っていました。

 公共自転車は、環境に優しくて便利なだけでなく、公共交通を補充するものとして、各地で人気が高まりましたが、登録が面倒で、サイクルポート(駐輪場)が限られ、数が少なく故障が多いことから、利用者は減少していました。

 2015~16年に全国各地でシェア自転車の運営がピークを迎えました。シェア自転車に比べて公共自転車の局限性がますます際立つようになりました。現在では、スマホアプリダウンロードの敷居が下がり、コードのスキャンも簡単で、自転車台数も多く、補助金が必要なく、企業は利益を上げられ、自転車の放置などを避ける技術も開発されています。炭素排出量の少ないシェア自転車はますます、人々が優先的に選ぶ交通手段になっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News