【5月11日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は10日、FWエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が契約期間を1年延長し、来季もチームでプレーすることになったと発表した。

 ウルグアイ代表で34歳のカヴァーニはイングランドでの1年目となった今季、公式戦で15得点をマーク。直近7試合で8ゴールを記録するなど好調で、チームのリーグ戦2位とヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)決勝進出に貢献している。

 ユナイテッドが公開した発表文の中で、カヴァーニは「シーズンを通してクラブ、そしてこのチームが体現するものへの愛情がとても大きくなっている」と述べた。

「サポーターが私の残留を強く望んでいることに心を打たれたし、ピッチ上での私のパフォーマンスで皆さんに幸せと喜びを届けられるよう全力を尽くす」

 カヴァーニ自身は南米への復帰を強く望んでいると報じられてきたが、ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は同選手残留への思いを繰り返し強調してきた。

 スールシャール監督は「エディンソンが契約したとき、彼はこのチームにエネルギーやパワー、リーダーシップをもたらすだろうと言った。私は間違っていなかったし、全てにおいて期待通り、あるいはそれ以上のものを見せてくれている」と語った。

「監督として、われわれは彼の得点記録について知っていたが、彼がこのチームに多くのものをもたらしたのは彼の個性だ。エディンソンは勝者のメンタリティーを持ち合わせており、全てにおいてはっきりとした態度で臨む」

 26日に行われるヨーロッパリーグ決勝でビジャレアル(Villarreal CF)と対戦するユナイテッドは、4年にわたって続いていた無冠に終止符を打つ可能性があり、2013年にアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏が指揮官を勇退した後では最も順位の高かったリーグ戦2位という成績に並ぼうとしている。(c)AFP/Kieran CANNING