【5月10日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2021)は9日、第2ステージ(ストゥピニジ~ノバーラ、179キロメートル)が行われ、アルペシン・フェニックス(Alpecin-Fenix)のティム・メルリエ(Tim Merlier、ベルギー)がゴール前の集団スプリントを制し、ステージ優勝を果たした。

 28歳のメルリエにとっては今季4勝目で、チーム・クベカ・アソス(Team Qhubeka Assos)のジャコモ・ニッツォロ(Giacomo Nizzolo)とコフィディス(Cofidis, Solutions Credits)のエリア・ヴィヴィアーニ(Elia Viviani)のイタリア勢2人が、それぞれ2位と3位に続いた。

 昨年のツール・ド・ポローニュ(Tour de Pologne 2020)で同胞のファビオ・ヤコブセン(Fabio Jakobsen)が重傷を負う事故を起こし、出場停止処分から9か月ぶりの復帰戦に臨んでいるチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のディラン・フルーネヴェーヘン(Dylan Groenewegen、オランダ)が4位に入った。

 第1ステージの個人タイムトライアルを制したイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のフィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna、イタリア)が、総合首位のマリアローザ(ピンクジャージー)を維持した。(c)AFP