【5月10日 AFP】マレーシアでは、自分の飼い猫に伝統衣装を着せて、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」明けの祝祭「イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)」を迎える愛猫家が増えている。

 猫の体にフィットするよう手作りされる猫用の伝統衣装は、ペット用品とペット衣装を扱う会社「Meowku Trading」がデザインを手掛ける。衣装の襟ぐりは猫の頭が通るように、人間のものよりも広く作られている。

 同社共同創業者の女性は、伝統衣装には猫にとって快適な生地が使われており、販売価格は1着5~75リンギット(約130~2000円)と説明する。

 新型コロナウイルスの影響でロックダウン(都市封鎖)が敷かれ、遠方への外出制限があったことを背景に、2020年以降は猫用衣装の需要が増えているという。

 映像は5日撮影。(c)AFP