【5月10日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは9日、第35節の試合が行われ、2位につけるマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がアストン・ビラ(Aston Villa)に3-1で逆転勝ちしたため、マンチェスター・シティ(Manchester City)の優勝はまたしても持ち越しとなった。

 8日の試合でチェルシー(Chelsea)に1-2で敗れ、今節での自力優勝を決められなかったシティは、この日ユナイテッドが黒星を喫すればリーグ制覇が決定するという状況だった。

 しかし、ベルトラン・トラオレ(Bertrand Traore)の強烈なシュートで先制されたユナイテッドは後半、ブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)のPKで追いつくと、メイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)とエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の得点で逆転勝利し、シティの優勝はお預けとなった。

 4試合を残しているユナイテッドは、消化試合数が一つ多い首位シティに10ポイント差をつけられている。

 ユナイテッドは11日にレスター・シティ(Leicester City)を、13日にリバプール(Liverpool FC)をそれぞれホームに迎えるが、どちらかの試合で敗れればシティの優勝が決まる。

 3冠を目指すシティは14日、アウェーでニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)と対戦する。

 その他の試合では、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)がアーセナル(Arsenal)に1-3で敗れ、降格が決まった。ウェストハム(West Ham)はエバートン(Everton)に0-1で敗れ、トップ4フィニッシュに向けて大きな痛手を被った。(c)AFP/Steven GRIFFITHS