【5月9日 AFP】20-21NBAは8日、各地で試合が行われ、ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)のラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)はインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)戦で自身通算181回目のトリプルダブルを記録し、オスカー・ロバートソン(Oscar Robertson)氏が持つNBA記録に並んだ。

 33得点、19リバウンド、15アシストを記録したウェストブルックは、オーバータイムに勝ち越しのシュートを沈めると、さらにはペイサーズの最後のシュートをブロックし、チームを133-132での勝利に導いた。

 ウェストブルックは第3クオーターにこの試合10個目のアシストを決め、ロバートソン氏の通算記録に肩を並べていた。

 今季35回目のトリプルダブルとなったウェストブルックは、ここ32試合で25回同記録を達成しており、ここ2か月は大暴れしている。

 記録更新の最初のチャンスは、10日に行われる敵地でのアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)戦となっている。

 ウェストブルックがロバートソン氏とともにその名を刻んだのは今回が初めてではなく、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)でプレーしていた2016-17シーズンに42回のトリプルダブルを達成して、1960年から74年にかけて現役だったロバートソン氏が持っていた1シーズンでの最多記録を塗り替えていた。

 また同シーズンには、ロバートソン氏以来となる1試合平均でのシーズントリプルダブルを達成。その後の5シーズンでウエストブルックは同記録を4回達成している。(c)AFP