【5月9日 AFP】21F1第4戦スペインGP(Spanish Grand Prix 2021)は8日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が通算100回目のポールポジション獲得を果たした。本人も「初めてのときのようだ」と快挙達成を喜んでいる。

 ハミルトンはこれで、通算2位につけるミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏との差を32回に広げ、こちらも最多記録を更新する98勝目に向けて絶好の位置につけた。

 ハミルトンは「きょうのことは一生忘れない」と言って笑い、「100回目に到達できたのが信じられないし、これも常に上を目指してくれるファクトリーのみんなのおかげだ。そうしたサポートを得て、みんなと一緒に働けるんだから夢のようだ」とチームに感謝した。

「2012年末にチームに加わることを決めたときに、100回もポールポジションを獲得できるなんて誰が考えただろうか。謙虚な気持ちと、感謝の念を抱いている。まるで初めてのときのようだ」

 フロントローのもう1枠は、ハミルトンと総合優勝を争うレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が確保した。フェルスタッペンはハミルトンと0秒036差の2番手タイムを記録。2列目にメルセデスのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)とフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が続いた。

 3列目にはアルピーヌ(Alpine F1)のエステバン・オコン(Esteban Ocon)とフェラーリのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が入り、マクラーレン(McLaren)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)とレッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が4列目を占めた。(c)AFP