【5月9日 AFP】8日に行われた21F1第4戦スペインGP(Spanish Grand Prix 2021)予選で、Q1敗退に終わったアルファタウリ(AlphaTauri)のルーキー角田裕毅(Yuki Tsunoda)が、自身のマシンは同僚ピエール・ガスリー(Pierre Gasly)のものと「違いすぎる」のではないかと発言したことをチームに謝罪した。

 自身1年目のF1シーズンに臨んでいる20歳の角田は、8日の予選1回目で敗退し、決勝はガスリーの12番手に対して16番手からのスタートになった。角田が自分よりも経験豊富なガスリーに予選で先行されるのは、これで開幕から4戦連続となる。

 角田は予選後、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対して「毎回チームメートと違う反応が返ってくる。逆なんだ」とコメントした。

「同じマシンなのか少し疑問に感じる。もちろん同じだけど、マシンの特徴が違いすぎる。何故こんなに苦戦しているのか、自分でも分からない」

 しかしそれから数時間後には、ツイッター(Twitter)で自身の発言を謝罪し、「きょうのコメントについて謝りたい。チームを批判するつもりはなかった。チームは週末を通して素晴らしい仕事をしてくれている。とにかく自分の走りに不満がたまっていた」と書き込んだ。

 年間順位では、ガスリーの10位に対し、角田は13位となっている。(c)AFP