【5月8日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)の河套地域(中国北西部で黄河上・中流が湾曲して流れる地域)に位置するバヤンノール市ウラド前旗ではこのところ、GPS搭載の自動運転播種機(はしゅき)が農作業の新たな「助っ人」となっている。この播種機は衛星測位システム「北斗」を利用して種まきの動線を設定、作業誤差を千メートル当たり2センチ足らずに抑え、1日に農地100ムー(約6・67ヘクタール)以上の種まきを行うことができる。この精密な播種方法で、従来に比べて1ムー当たりの発芽率と土地利用率がそれぞれ10%、生産量は15%以上の向上を見込む。(c)Xinhua News/AFPBB News