【5月9日 AFP】香ばしく、甘く、スパイスを効かせて──代表的な食べられる節足動物をまとめた。

■コオロギ

 東南アジアの串焼き料理「サテ」、唐辛子やニンニク風味のスナック、チョコレートコーティングも。

 例:カンボジアン・フィールド・クリケット

 食べ方:焼く、揚げる、ゆでる、擦りつぶして粉末にする

 栄養素:タンパク質、カルシウム、脂肪酸、鉄、亜鉛、ビタミンB

■サソリ

 身はエビに似ているといわれる。

 例:アジアン・フォレスト・スコーピオン

 食べ方:焼く、乾燥させる。東南アジアでは珍味とされる

 栄養素:タンパク質、食物繊維、カルシウム

■ミールワーム

 ローストナッツの味に近いといわれる。クッキーやパンに練り込んだり、唐揚げにしたり。

 例:チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫

 食べ方:焼く、冷凍、缶詰の他、生食も可

 栄養素:タンパク質、銅、脂肪酸、鉄、カリウム、亜鉛

■アリ

 体内の酸成分由来のかんきつ系の風味がある。

 例:ティラント・アント

 食べ方:乾燥させる。調味料や茶に混ぜることも

 栄養素:タンパク質、鉄、カルシウム

(c)AFP