【5月7日 Xinhua News】中国甘粛省(Gansu)敦煌市(Dunhuang)で活動する若手画家の張傑竜(Zhang Jielong)さんは2020年から、ライブ配信で敦煌壁画の絵画技法を教えており、受講生とやりとりしながら、敦煌の文化や芸術を伝える講座は人気を博している。これまで30回以上にわたってライブ配信を行ってきた。

 張さんは「全国の受講生の皆さんが敦煌と敦煌文化をどれほど愛しているかが、ライブ配信を通じてひしひしと伝わってくる。今後はオンライン講座の配信を増やし、より多くの人が敦煌壁画の絵画技法を学び、敦煌文化を理解することができるよう、取り組んでいきたい」と語った。

 1989年生まれの張さんは現在、甘粛省芸術家協会の会員を務める。 幼い頃から美術を愛し、敦煌芸術の薫陶を受け、長年にわたり敦煌壁画の研究や岩彩画(鉱物系顔料で描いた絵画)の模写作業に励んでいるという。(c)Xinhua News/AFPBB News