【5月4日 AFP】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)は3日、先発投手のダスティン・メイ(Dustin May)が右肘靱帯(じんたい)を修復するトミー・ジョン(Tommy John)手術を受けることになり、今季絶望になったと発表した。

 メイは1日のミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)戦で登板したが、直球を投げた後に顔をゆがめ、2回で降板。その後、肘が「撃たれた感覚」だと訴えていた。

 ドジャースによれば、メイは内側側副靱帯を損傷し、来週に手術を受ける予定だという。

 メイは昨季、ナ・リーグの新人王投票で5位に入り、今季は5試合に先発して1勝1敗、防御率2.74の成績を残していた。

 昨季王者のドジャースでは投手陣の負傷が相次いでおり、チームを率いるデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督にとっては新たな頭痛の種となる。

 ドジャースではブランドン・モロー(Brandon Morrow)も今季絶望となっているほか、デビッド・プライス(David Price)、トニー・ゴンソリン(Tony Gonsolin)、コーリー・ネーベル(Corey Knebel)、ジョー・ケリー(Joe Kelly)、ブラスダー・グラテロル(Brusdar Graterol)も負傷中で、起用できない状態となっている。(c)AFP