【5月3日 時事通信社】新型コロナウイルスの感染が急拡大中のインドで、首都ニューデリー在住の邦人女性(48)=大阪府出身=が新型コロナに感染し、死去したことが3日、遺族らへの取材で分かった。在印日本大使館によると、インドで新型コロナによって日本人が死亡したのは初めてとみられる。

 遺族によると、女性は新型コロナ感染の診断を受けたが、病院が満床で入院できなかった。やむを得ず、自宅療養を続けていた。

 亡くなる直前の様子について「家でできることをやろうとしていたが、3日午後3時(日本時間同6時半)ごろに急に酸素レベルが下がった」と振り返った。容体が急変する新型コロナに特徴的な症状で「1時間ほどで病院に搬送されたが、間に合わなかった」と無念の思いを語った。

 女性は10年ほど前、ニューデリーに移住。長男と暮らしていた。(c)時事通信社