【5月3日 AFP】20-21NBAは2日、各地で試合が行われ、けがからの復帰2戦目となったロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)は、第4クオーター途中で退場した。不調が続くチームもトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)に114-121で敗れた。

 3月20日に右足首を痛めて20試合欠場し、前の試合で復帰したばかりのジェームズは、11本中6本のフィールドゴール(FG)を成功させ、28分間の出場で19点を挙げたが、5回のターンオーバーも記録。結局第4クオーター中盤で退場し、そのまま戻らなかった。

 レイカーズのフランク・ボーゲル(Frank Vogel)ヘッドコーチ(HC)は、「彼は少し痛みと闘っていた」と説明し、「われわれは彼を戻さないことにした。あしたどう感じるのか見守る」と話している。

 チームはここ7試合で6敗目となり、ジェームズのラインアップ入りが特効薬にならないということを肌で感じている。

 一方のラプターズは、パスカル・シアカム(Pascal Siakam)が今季自己最多の39得点、13リバウンド、カイル・ローリー(Kyle Lowry)が37得点、11アシストを記録するなどして勝利し、プレーオフ進出に望みをつないだ。

 今季のNBAは各カンファレンス7位から10位のチームがプレーインラウンドに進むことになっており、ラプターズは東カンファレンス10位につけるワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)とのゲーム差を2.5としている。(c)AFP