【5月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は319万4716人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億5209万8680人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 1日には世界全体で新たに1万3166人の死亡と80万8368人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの3689人。次いでブラジル(2656人)、米国(819人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに57万6722人が死亡、3239万2667人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は40万6437人、感染者数は1472万5975人。以降はメキシコ(死者21万7168人、感染者234万7780人)、インド(死者21万5542人、感染者1955万7457人)、英国(死者12万7524人、感染者441万8530人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの287人。次いでチェコ(274人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(261人)、モンテネグロ(238人)、ブルガリア(236人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が107万1965人(感染5056万7218人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が92万4183人(感染2895万9665人)、米国・カナダが60万977人(感染3361万6724人)、アジアが34万3364人(感染2650万5441人)、中東が13万1093人(感染783万7743人)、アフリカが12万2081人(感染456万8464人)、オセアニアが1053人(感染4万3425人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP