【5月3日 Xinhua News】中国福建省(Fujian)泉州市(Quanzhou)東部の石頭山麓を流れる晋江北岸にある法石真武廟は、北宋時代に建てられた。武当山は北方を守護する真武大帝(玄天上帝)が道を修めた祖庭とされているが、法石真武廟も武当山から分霊されており「小武当」と呼ばれる。同廟は福建省で最初に真武大帝を祭った廟宇でもある。

 宋~元代以降、真武大帝は航海の安全を守る海の神とされてきた。現存する建物は下から順に、山門、石段、あずまや、真武大殿となっている。石段の開けた場所には亀や蛇の形をした岩があり、真武大帝の象徴とされる。岩の上には1533年に晋江知県(県知事)が建立した「吞海」と刻まれた石碑がある。真武廟はかつて、法石港の重要な目印であり、海神信仰は海上交易に従事していた宋・元代の商人にとって、重要な心のよりどころだった。(c)Xinhua News/AFPBB News