【5月2日 AFP】国軍のクーデターから3か月が経過したミャンマーでは2日、抗議デモに数千人が参加し、「春の革命」を呼び掛けた。

 デモはヤンゴンで早朝から始まり、街角に集まった若者らが当局との衝突を避けるため、フラッシュモブ形式で行進した。

 シポー(Hsipaw)では午前10時までに治安部隊がデモ隊を弾圧し、少なくとも1人が死亡した。現地メディアによれば、正午までには治安部隊がデモ参加者らを追って拘束したという。

 また午前中には、ヤンゴン各所で爆発が発生した。

 現地の人権監視団体「政治囚支援協会(AAPP)」によれば、治安警察の弾圧によりこれまでに民間人759人が死亡した。(c)AFP