【5月2日 AFP】20-21フランス・リーグ1は1日、第35節の試合が行われ、リール(Lille OSC)は退場者を出したニース(OGC Nice)を2-0で下し、残り3試合で王者パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と勝ち点1差の首位をキープした。

 リールはランス(RC Lens)、サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)、アンジェSCO(Angers SCO)との残り3試合ですべて勝てば、2011年以来のリーグ優勝を自力で決めることができる。

 この日先に試合に臨んだPSGは、ランスに2-1で勝利して一時首位に立ったが、優勝するためにはリールの足踏みを待つしかない。また、2021年になってからの成績ではトップの3位ASモナコ(AS Monaco)は、2日にオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に勝利すれば首位と再び2ポイント差となる。

 PSGでは、先制点をマークしたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、その後マルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos”)のゴールをアシストして全得点に絡み、マンチェスター・シティ(Manchester City)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)準決勝の間に行われた試合でチームに貴重な3ポイントをもたらした。

 PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、1-2で敗れたシティとの第1戦から6人を入れ替え、足首を痛めたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)はスタンドから試合を見守った。

 それでもポチェッティーノ監督は、エムバペが4日のアウェーでの第2戦に間に合うと確信しているといい、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)で「自分はいつでも楽観的だし、今もそうだ。彼はその場にいると思うが、決断は試合前に下すことになる」と話した。(c)AFP/Andy SCOTT