【5月2日 AFP】日本人宇宙飛行士の野口聡一(Soichi Noguchi)さんら4人を乗せた米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の有人宇宙船クルードラゴン(Crew Dragon)は日本時間2日、国際宇宙ステーション(ISS)から離脱し、地球に向けて出発した。同船は米フロリダ州沖に着水し、160日を超えるミッションを終える予定になっている。

 クルードラゴンは予定通り、グリニッジ標準時2日午前0時35分(日本時間同9時35分)にISSから離脱。地球まで約6時間半かかり、米フロリダ州パナマシティー(Panama City)沖のメキシコ湾(Gulf of Mexico)には午前2時57分(日本時間午後3時57分)に着水する予定。

 野口さんをはじめ、いずれも米国人のマイケル・ホプキンス(Michael Hopkins)さん、ビクター・グローバー(Victor Glover)さん、シャノン・ウォーカー(Shannon Walker)さんの4人は昨年11月、クルードラゴンでISSに入っていた。

 先週スペースXの別の宇宙船で新たに到着した4人を含め、ISSでは宇宙飛行士7人が滞在を続けている。(c)AFP