【5月2日 AFP】1913年の創設以来、会員を男性に限定してきた米国のパインバレー・ゴルフクラブ(Pine Valley Golf Club)が、女性の入会と自由なプレーを認めることになった。米誌ゴルフ・ダイジェスト(Golf Digest)が1日に報じた。

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 ニュージャージー州の郊外にあるパインバレーGCは、同誌が近年、米国一や世界有数と評価してきた名コースだが、これまで女性はゲストとして、日曜日の午後にのみ受け入れていた。しかし今回、クラブの理事と会員の投票により、女性の入会と自由なタイミングでプレーする権利を全会一致で認めた。

 同誌が入手した会員宛てのメールで、ジム・デービス(Jim Davis)会長が「ゴルフは今後、包括性へ向かって行かなければならない。性別を指定する文言をクラブの規則から全て削除することが、パインバレーGCの理事と会員の投票により全会一致で、熱烈な支持のもと決まったことを報告できうれしく思う」と伝えた。

「クラブの方針として、今後は全てのゲストが当クラブでのプレーを無制限に楽しめるようになる。ただちに女性会員候補の見極めを始める予定で、年内には第一陣を迎え入れることを見込んでいる」

 ゴルフ界では近年、これまで男性限定だった有名クラブが女性を受け入れる方向へ規則を変更しており、パインバレーもこの流れに続いた。

 マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)の会場であるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)は2012年、全英オープン(The Open Championship)を主催するロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース(R&A)は2014年、ミュアフィールド(Muirfield)は2017年から女性を受け入れている。

 ゴルフ・ダイジェストによれば、米国には民間のゴルフクラブが3670か所あるが、そのうち女人禁制を貫いているのは12か所に満たないという。(c)AFP