新型コロナ、中国本土で新たに16人感染確認 すべて輸入症例
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【5月1日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は1日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が4月30日、新たに16人確認されたと発表した。いずれも「輸入症例」で、内訳は広東省7人、上海市3人、四川省2人、浙江省1人、福建省1人、広西チワン族自治区1人、雲南省1人となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は3人(上海市での輸入症例)増えた。新たな退院者は19人で、経過観察が解除された濃厚接触者は528人だった。
1日午前0時時点の中国本土の感染者数は325人で、うち重症者が3人となっている。
輸入症例患者は現在287人で、うち重症者が3人。感染の疑いがある患者は11人だった。輸入症例の累計感染者数は5673人で、うち5386人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。
4月30日に新たに確認された無症状感染者は16人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された感染者は4人(輸入症例)で、17人(全て輸入症例)が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は319人(輸入症例310人)となっている。
1日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万671人で、退院者は8万5710人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計100万8010人で、現在も6479人が経過観察を受けている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計1万2951人で、内訳は香港特別行政区が1万1774人(退院1万1416人、死者209人)、マカオ特別行政区が49人(退院49人)、台湾地区が1128人(退院1053人、死者12人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News