【5月1日 AFP】20-21NBAは30日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)はチームのスーパースターで4度のシーズン最優秀選手(MVP)に輝くレブロン・ジェームズ(LeBron James)が復帰したものの、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)に106-110で逆転負けした。

 足首を痛めて自己最長の20試合を欠場していたジェームズは、この日32分間の出場で16得点、8リバウンド、7アシストを記録した一方で、5回のターンオーバーを喫した。昨季王者のレイカーズにとってはうれしい復帰となったが、ジェームズはプレーオフに向けて体に付いたさびを落としていく必要がある。

 それでも試合が進むにつれてプレーが改善していたジェームズは、3月20日を最後に欠場する要因となった足首の深刻な影響は見せず、自身の不在中に加入したアンドレ・ドラモンド(Andre Drummond)とベン・マクレモア(Ben McLemore)、そして同じくけがで9週間の欠場から復帰していたアンソニー・デイビス(Anthony Davis)と一緒にプレーした。

 ジェームズは試合後、「無事に終えられた。かなり良いスタートだ」と話すと、6週間ぶりの試合でも問題なかったと明かし、「ときどき足首に少し張りを感じた。これまでとは違う動きや感触があった。これから試合が進むにつれて、その点は改善していくだろう」とコメントした。

 シーズンMVPの有力候補と目されていたジェームズが欠場するまでレイカーズはウエスタンカンファレンス2位の成績を記録していたが、その後はこの日を含めて8勝13敗と低迷し、ここ8試合では6敗を喫している。

 復帰前のジェームズは、1試合平均25.4得点、7.9リバウンド、7.9アシストを記録していた。(c)AFP