アフガンで車爆発、21人死亡 大統領はタリバン非難
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【5月1日 AFP】アフガニスタンの首都カブール南郊で4月30日、自動車爆弾が爆発し、内務省報道官によると少なくとも21人が死亡、91人が負傷した。アシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領は、旧支配勢力タリバン(Taliban)が関与したと非難した。
爆発はロガール(Logar)州の州都プリアラム(Pul-e-Alam)の住宅街で発生。イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」に合わせて断食中の人々が、日没とともに食事を取る中起きた。アフガンは駐留米軍撤退の正式開始を翌日に控えていた。
ロガール州幹部によると、標的となったのは、大学生を含む数十人が滞在していた宿泊施設。ガニ大統領は声明で「タリバンは現在の危機を平和的かつ根本的に解決する意思がないだけでなく、状況を複雑にし、平和への機会を逃しているということを改めて示した」と非難した。タリバンは事件について今のところコメントしていない。(c)AFP