【5月2日 CNS】中国山西省(Shanxi)太原市(Taiyuan)の山西考古博物館で先月22日、約2700年前に作られた足形の金製装飾品が公開された。同省運城市(Yuncheng)垣曲県(Yuanqu)北白鵝(Beibaie)にある周王朝時代の墓地から出土したもので、猫の肉球のような形が「かわいい」とインターネットで話題となっている。

 高級貴族の墓群がある北白鵝墓地遺跡からは、美白化粧品の残留物らしき物が入った化粧箱や嫁入り道具の銘文付き媵器(青銅器)が見つかり、「匽姫(燕姫)」という銘文も確認されている。山西考古博物館では同じ22日、展示会「燕姫の嫁入り持参品ー北白鵝の調査で分かった周代の女性の生活」の開幕式も行われた。(c)CNS/JCM/AFPBB News