【5月3日 Xinhua News】中国遼寧省(Liaoning)の中国盲導犬大連訓練基地は、2006年に設立された中国内地初の盲導犬訓練施設。中国残疾人聯合会の承認を受け、全国に向けて盲導犬の繁殖や訓練、運用など専門指導を行う唯一の非営利団体でもある。同基地で訓練を受けた盲導犬は計239匹で、全国の障害者に無償貸与され、活動している。

 世界では、視覚障害者の1%以上が盲導犬を使用していれば盲導犬国とみなされるが、中国では約1700万人いる視覚障害者に対し、同基地が提供できる盲導犬は年間35匹にすぎない。より多くの視覚障害者のニーズを満たすには、長い道のりを歩まなければならない。(c)Xinhua News/AFPBB News