【4月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、レスター・シティ(Leicester City)のブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は、チームを退団してトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の新指揮官に就任するつもりはないと述べた。

 リバプール(Liverpool FC)やスコティッシュ・プレミアシップ(1部)のセルティック(Celtic)を率いた経験を持つ48歳のロジャーズ監督は、前週にジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)前監督を解任したトッテナムの新指揮官候補の筆頭と目されてきた。

 レスターがプレミアリーグで3位につけ、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権獲得に向けて順調に進んでいるのに対し、苦しいシーズンを送っているトッテナムは4位に5ポイント離されている。

 複数のメディアによれば、ロジャーズ監督は「トッテナムは素晴らしく、英国で最も大きなクラブの一つだが、とにかく私は人生の中でも本当に幸せなときを過ごしている」とコメントしたという。

「このチームの選手や役員に大きな敬意を抱いており、ここで仕事を続けたいと心から感じている」

「どの試合でも全身全霊をささげる選手がいるから、ここでとても幸せだ。チームの成長という意味でもここでの未来が見える」

 ロジャーズ監督同様、トッテナムの新指揮官候補に挙げられていたドイツ・ブンデスリーガ1部、RBライプツィヒ(RB Leipzig)のユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は、来季からバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を率いることが今週発表された。(c)AFP