【4月29日 AFP】先日承認されたフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の「スプリント」予選について、第10戦英国GP(British Grand Prix 2021)の主催者は28日、7月の同GPで初めて実施されると発表した。

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 F1は今週、今シーズンのグランプリ3戦で新形式の予選を採用すると発表。100キロメートルで行われるスプリント予選により決勝のグリッドが決定し、さらに上位3位までには選手権でのポイントが与えられるとした。

 英国GPを開催するシルバーストーン(Silverstone Race Circuit)のスチュアート・プリングル(Stuart Pringle)マネジング・ディレクターは、「シルバーストーンのファンが今年の英国GPで、フォーミュラワンのスプリント予選形式を初めて経験することに心底興奮している」とコメントした。

 スプリント予選が実施される週末では、金曜日のフリー走行1回目の後、シングルラップの最速タイムを基準とした通常の予選が行われ、ここで土曜日のスプリント予選のグリッドが決まる。フリー走行2回目の後に行われるスプリント予選でトップになったドライバーには3ポイント、2位には2ポイント、3位には1ポイントが与えられる。

 スプリント予選が採用される他の2戦は、9月10日から12日にかけて行われるイタリアGP(Italian Grand Prix 2021)、そして11月5日から7日にかけて行われるサンパウロGP(Sao Paulo Grand Prix 2021)になる可能性が高い。(c)AFP