【4月28日 Xinhua News】中国国家インターネット情報弁公室の盛栄華(Sheng Ronghua)副主任は25日、福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)で同日開幕した第4回デジタル中国建設サミットで「デジタル中国発展報告2020年」を発表した。

 同報告によると、中国の小中学校のインターネット接続率は16年末の79・4%から100%を達成した。マルチメディア教室の設置率も98・4%まで高まった。

 デジタル中国の建設は、第13次5カ年規画(2016~20年)期間中に重要な成果が得られた。情報インフラの整備規模は世界をリードし、世界最大の光ファイバーネットワークと第4世代移動通信システム(4G)ネットワークを完成させた。20年末時点の中国のインターネット利用者は9億8900万人で、インターネット普及率は70・4%、5G基地局設置数は71万8千カ所となった。

 デジタル経済の成長活力も絶えず向上した。デジタル経済中核産業の増加値(付加価値額)が国内総生産(GDP)に占める割合は7・8%となり、デジタル経済総量は世界第2位に躍進した。(c)Xinhua News/AFPBB News